男も読むべき西原理恵子(高須委員長の妻)作、女性向けの良書
こんばんは!
あなたは普段どんな本を読みますか?
今日は最近読んだ本の紹介をしたいと思います。
自分は普段何か興味のあることの参考書や啓発本をよく読むのですが、今回はあまり普段読まなそうな本を読みました。
女の子向けの本とされているのですが、男の自分が読んでも勉強になる部分があったので紹介したいと思います。
女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと
と言うタイトルの本です。
著者は西原理恵子さんです。
毎日母さんの作者として有名で、高須クリニックの高須委員長の奥さんとしても知られています。
この本はそんな成功している西原理恵子さんの壮絶な過去から現在までの話をまとめた作品です。
本の概要と感想
治安の悪い田舎で産まれた西原さんがどんな思いで今の生活を手にして、自分の子供とどのように向き合ってきたかがリアルに書かれている本です。
その経験を踏まて著者と同じ女の子には同じ思いをしないように、と言った内容がかかれています。
大筋は女性向けですが、著者の伝えたいことは男性にも当てはまることだと思いました。
西原さんは高知県出身だそうです。そこでの環境は西原さんにとって良いものではありませんでした。かなり過酷な子供時代です。
また、それは西原さんの家庭の話だけでなく、そこらに住んでいる近所の家の女性も過酷な立場にあったようで、子供から大人まで負の連鎖の中で希望を持たず暮らしている様が記されています。
ざっくり説明しましたが、序盤の生い立ちの話は東京という恵まれた環境に住んでる自分には想像以上の内容でした。テレビで見るような世界です。
しかしそのテレビでの出来事のような話は実際に西原さんの故郷で起こっている出来事で、そういった環境で生きてきた体験談やその中で生まれた西原さんの考えは男性の自分が読んでもとても参考になる部分がありました。
この本だけの話ではないですが、本を読むことで自分が生きてきた環境と全く違う環境で人生を歩んできた人の経験や、その中で生まれた考えを吸収できるのはとても参考になるなとこの本を読んで改めて思いました。
特に今回のように普段は手に取らなそうなジャンルの本を読むと、思いもよらない話を聞けたりします。読んでよかったです。
その他に印象に残った部分を一つ上げると
やりたいことができると、人は、コンプレックスと向き合うことになる。
と言う内容の話がありました。
全然男性でもためになりそうな内容ですよね。
この章は読んだ時には思わず「あー、なるほどなー」となりました。
やりたいこを始めたけど、「んーーなんかなー」っていう気持ちの時ありませんか?
詳細は是非読んでみてほしいのですが、
反抗期の娘の行動に対しての母親としての視点や理解は自分では気づけないものでした。
反抗期ってそういうことか、
今の自分もそういうことかー、となりました。
やはりいろんな経験をされているせいか、読んでよかったと思える内容がたくさんありました。
男性にとってはそれはすこし厳しすぎない?と言う部分もたまーにありますが、それは自分の理解が足りなかったのかもしれません。
なんにせよ得られるものは多かったです。
こういう本は普段読まないけどなーと言う方是非読んでみてください!
女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと [ 西原 理恵子 ]
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